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| PHPSの硬化メカニズム |
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| アクアミカとは |
*パーヒドロポリシラザン(Perhydro-polysilazane:PHPS)という独自物質が、大気中の水分と反応して
シリカガラスに転化することを利用しています。
アクアミカは主成分パーヒドロポリシラザン、有機溶媒、微量の触媒(常温・低温焼成タイプ)により構成
されています。 |
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| シリカへの反応 |
*対象物の大きさや形状に合わせて、様々な方法で塗布できます。塗布後、常温で5分程度の放置で
有機溶剤を揮発させれば、その自己架橋性の強さから、即指触乾燥状態になります。
その後、目には見えませんが大気中の水分と猛烈な勢いで反応します。
シリカガラスに転化するまでの時間は気温や湿度などの環境に左右されますが、図1に示すように平均的
な環境下では約2週間程で密度2.0の緻密なシリカフィルムとなります。 |
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| 図1 塗膜密度の変化 |
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*図2にアクアミカの赤外吸収スペクトルの変化を示します。Si(珪素)、N(窒素)、H(水素)のみから構成
されるアクアミカが、Si(珪素)、O(酸素)から構成されるシリカガラス(SiO2)へ変化しています。
Si-Me(メチル)などの有機成分は一切存在せず、正真正銘の完全無機膜を形成します。 |
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| 図2-A アクアミカの赤外吸収スペクトル(乾燥直後) |
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*ここで特徴的なことは、骨格のSi-N結合がSi-O結合に変わっていくというユニークな反応であると同時に、
基本構成単位の分子量が60/45=1.33で計算される通り、増加する点です。
この現象は膜質(硬さ)に対して有利に働きます。 |
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| 図2-B アクアミカの赤外吸収スペクトル(シリカガラス転化後) |
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*アクアミカをコーティングすることで、様々な基材表面を1ミクロン以下という薄いガラス膜で覆うことができ、
ガラスの持つ硬さ、耐久性、親水性などを得られることができます。
これにより、汚れをプロテクトする防汚、金属の腐食を防止する防食、基材のキズを防止する防傷などの
機能を得ることができます。 |
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