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| シリカ膜の密着性と構造 |
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| 密着性 |
*PHPSは非常に活性で、塗装成分のOH、COOHなどの官能基と化学結合すると同時に、アクリルやウレ
タンなどの樹脂と相溶するため、高い密着性が得られます。金属やセラミックスなどの最表面も同様に、OH
の存在により密着性が高く、樹脂に対しても極性基の存在によりよく密着していると考えられます。 |
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| 密着性イメージ図 |
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*写真1は電子顕微鏡によってコーティングの断面を観察したものです。
緻密な薄膜がきれいにに基材に密着していることがわかります。 |
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| 写真1 コーティング断面の電子顕微鏡写真 |
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| 膜の構造 |
*図3はXPSにて深さ方向を元素分析した結果を表します。有機成分(C)を含まず、SiとOのみから構成され
ていることが分かります。
*用途と基材(の粗さ)によって必要な膜厚は異なります。
例えば、塗装面などの防汚コーティングでは0.05ミクロン〜0.2ミクロンという極めて薄い膜厚で効果を発現
しますが、防食や防傷(ハードコート)などでは通常0.5ミクロン以上の厚さが必要になります。 |
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| 図3 XPSによる深さ方向の元素分析結果 |
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